今はぐちゃぐちゃの字しか書けない私。小、中学生の頃が上手さのピークでした。
その当時の私は、書いた字が賞に選ばれ、海を越えて展示してもらったりして、私の成功体験の一つになりました。
そして今度は、先日の記事にも書いた通り、その頃習っていた習字教室に娘もお世話になることになりました。
ちなみに先日の記事は以下↓↓
「○○ちゃん(娘)のママはね~、とても字が上手で、すごかったんだよ」
と先生が言ってたよ、と毎回娘が教えてくれますw。
そう言われる度に、今の私の字の下手さを恥ずかしく思うと共に、娘は私と比較されて嫌にならないだろうかと不安になります。
しかし、今のところ娘は、ママが褒められる=自分も褒められている、と思っているのか、また、娘自身も字を先生に褒めてもらえるらしく、先生が優しくて、習字好き!と喜んで通っています。
いつまでこんなウキウキの感情でいてくれるのだろうかと一抹の不安を抱きつつ、ホッと安堵しているところです。
週に一回の習字教室が待ち遠しくて、土日の休日ですら早く過ぎてくれないかな、早く習字の日にならないかなと言っているほどに。
ならば、家でも習字を練習したらどうかと提案したら早速やり始めました。
(ちなみに私も小学生の頃、習字教室だけではなく、自宅でも練習していました。)
娘は、年齢の割に、そして、習い始めた割にはうまく書けているように思えました。
しかし、そうは言うものの、ここはこうした方が良い、筆の持ち方はこうで、トメハネはこうするんだよ、とつい口を挟んでしまいました。
「これだ」
所謂、先生が自分の子を教えられない、とよく耳にしていた、まさにこの感情がダメなんだと思いました。
私は先生でもなんでもないのにこんな風なのだから、ましてや先生だと余計に我が子にイライラするんだろうなと。教えるって難しいなと思いました。
ついでに、見本を見せてあげたい気持ちと、今の私は筆を握るとどんな字が書けるのだろうかという興味本位から、書いてみることにしました。「赤いばら」という文字を。
過去の成功体験が崩れてしまわないかと恐々しながら、でも同時にワクワクしながら。
墨の匂い、筆の動かし方、「ば」の字の、ぐるっと書くところが相変わらず難所であることなど、小学生の頃の私が一気に甦ってきました。
懐かしい!
そして、「意外にうまく書けたな」「習字、やっぱり楽しい」と思いました。
習字って心が落ち着きますね。
今習い事として私自身が始めているエアロビクスとはまた違った感性が刺激されて、これはこれで良いなと思いました。
あれもこれも習い事を増やしたくないので私はもう習いませんが、娘と一緒に自宅でこれからも気晴らしに書こうかなと思いました。
私自身と比較せず、娘のペースを尊重するのを第一に、機嫌を損ねない程度にアドバイスできれば良いなと思っています。
アドバイスの適度な加減、を見つけるのが当面の課題です。
楽しければ良し。
そんな気持ちで。
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