かぶとむしママの「育児×仕事×お金」

いろんな働き方・生き方があって良い♪

『育児』子どもの工作は応援したいのだけれど・・・反省

小学生の娘がふと、段ボールを探し始め、部屋の片隅に置いてある段ボールを見つけた。

テレビか何かできっと感化されたのだろう。工作開始のゴングが鳴ったようだった。

すると息子も徐ろにお姉ちゃんの真似をして段ボールを探し始めた。

「ママー!段ボールが、もう無い!!」

そうよ、だって昨日段ボール回収の日だったから。段ボールは殆ど縛って出したから。

「えー!お姉ちゃんみたいな段ボール、僕も欲しいー!!!」と不機嫌に。

なら仕方ない、小さいけれどキレイな段ボールを別の場所にも保管していたので(小学校の工作でいるかなと思い念のため取っておいた物)、それを息子に差し出した。

「小さいー。まあ良いか、仕方ない」とやや機嫌を取り戻し、息子も工作を始めた。

娘はどうやら、段ボールをコの字にして、壁に段ボールをとり付けたい、とのこと。

「壁紙に貼る?!ボンドで?!壁紙が汚れるからダメ」と拒否したものの、がっかりした娘の顔を見ながら別の方法を思いつく。

「太いセロテープで貼るのはどうかな?(壁から剥がしても壁紙に汚れがそれ程つかないし・・・)」

すると、パッと明るい表情になり、トライし始めた。一安心。

すると今度は息子が、

「もっと材料欲しい」と。小さめな段ボールだけでは物足りないと。

息子は知っている。お姉ちゃんの小学校の工作用にとってある様々な形の空き箱やトイレットペーパーの芯などが入っている袋、そして工作用に100均で購入した様々なグッズが入った袋の存在を。

その袋を取り出してあげると、息子は次から次へと材料、グッズを取り出しはじめた。

私は、瞬間的に思いを巡らせた。

・・・それは、お姉ちゃんの学校で使う用に貯めてきた物なのに。。。

・・・そして、あなたは、それらの物を工作に使っても、それ程の大作をまだ作れないではないか。。。

・・・色画用紙だって、適当に破って、ハイ終わり、ではないか。。。

「買った物だし、大切に取っておいたものだから、2つか3つまでにしようよ」と、つい言葉に出た。

そして、そんなの嫌に決まっている息子は、ママの言葉も聞き入れず、次から次へと使い始めた。

どうやら機関車を段ボールや筒、空箱を使って組み立てているようだった。

ついには瞬間接着剤(透明な液体ですぐにひっつく強力なボンド)を取り出し、段ボールに筒を付けて煙突を作るようだった。

が、息子にそれを使わせると、床などに垂れたり、手につくとなかなかとれないのだ。

「それは使っちゃダメ、こっちのボンド(粘着の弱めの方)を使って」と提案。

提案、というより、指示をした。

そうこうしているうちに、娘も壁に段ボールをとりつけるのに苦戦し、「ママ手伝ってー!」と。

息子は息子で、工作の本が本棚のどこにあるのか見当たらないとか、本の中の機関車のページを見て、ママ一緒に作ろうよと言い始めた。

パニック!

息子に、「自分で読んで自分で作ってみてよ」と。

娘に、「大きな段ボールをくっつけようとすると、重くてすぐにテープが剥がれてしまうよ。もっと細めに、軽くしてからとりつけないと」と。

どんどんイライラが募っていく私。

工作は、子どもの楽しみでもあるはずなのに、険悪な空気が流れた。

散歩から帰宅した夫に、子供らを託し、私も一人で外に出て散歩することにした。

いつも私の両手に握ってる子供らの手はない。

両手をグーパーして、寂しさを紛らわせながら、ただただ歩いた。

気持ちが少し落ち着いた。そして一人反省会をした。

工作を楽しむ子どもを応援したい気持ちはある。

されど、工作は、往々にして部屋を汚す。

その汚れた部屋を綺麗にする工程を考えると、考えただけで疲れるのだ。

そして完成した作品をどうするのか問題も。

息子が作った簡易的な機関車も、全長1mくらいはある。適当に箱をとりつけただけの作品にしか見えないし、10分程度で作ったもの。彼の思い入れはそれ程ないだろうが、それをいつまで置いておき、誰が崩して処分するのか。

キレイな箱だったら、お姉ちゃんの学校の工作に持って行けるが、もう汚れていたりする。折角取っておいた物なのに。。。せっかく買ったものなのに。。。

工作に、つい拒否反応をしてしまう私。

もう少し寛容になりたいのだけれど、私も人間。

子ども1人の対応なら、もう少し寛容になれたのかもしれない。また集めれば良いし、また買えば良いしと。

次は工作をやるにしても、子ども一人ずつを促そうかな。今はお姉ちゃんの工作タイムね、次はボクの番ねって。

一人反省会を終えて、気持ちすっきり散歩から帰宅すると、息子が玄関でお出迎えしてくれ、「ママ、待ってたよー!寂しかったー!」と飛びついてきた。

可愛い。

まだまだ、ママがいっちばんのボク。

こうやって一人時間を織り交ぜながら、できるだけ子ども達との時間を楽しく過ごしたい。

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