最近、小学1年生の息子は、少しずつ手が離れてきました。
ほんの少し前まで、何をするにも「ママ、ママ」だった息子です。
特にお風呂なんて、
「ママと一緒に入る!」
が当たり前でした。
それが最近は、
「今日はお姉ちゃんと二人で入る!」
という日が増えてきました。
姉と弟、二人でお風呂に入っている声が聞こえてきます。
何がそんなに楽しいのやら、キャッキャ、キャッキャと二人の声が聞こえてきます。
そんな様子を聞きながら、
「寂しいなあ」
と感じるよりも、
「おお、二人で入れるようになったか! 大きくなったなあ」
という気持ちのほうが大きいです。
なにしろ、あの息子です。
少し前まで、かなりのママっ子でした。
「ママがいないと絶対にダメ!」
というくらいの勢いだったのです。
だからこそ、その変化が面白く、そしてありがたく感じます。
スイミングでも、いつの間にか
息子は、お姉ちゃんと一緒にスイミングに通っています。
私は観覧席から、ガラス越しに二人の泳ぐ様子を見ています。
以前は、スイミングが終わってからが、ちょっとしたひと仕事でした。
なぜなら、泳いでいる最中から、息子がガラス張りの向こう側にいる私に向かって、
「ママ! あとでぜったいに更衣室に来てね!」
と、指や口パクで必死に合図してくるからです。
こちらも、
「分かった、分かった」
と応えます。
一緒に更衣室にいてほしい。
着替えを手伝ってほしい。
そう懇願されるので、私はいつも更衣室へ向かっていました。
それが、いつもの光景でした。
それなのに。
最近は、スイミングが終わっても、私のほうをほとんど見ません。
そのまま一人で更衣室へ行き、着替えています。
そして、ほぼ忘れ物もなく、ちゃんと着替えて出てきます。
いつの間に、できるようになったのでしょう。
拍子抜けするくらい、あっさりとです。
ついこの間まで、
「ママ、絶対に来てね!」
と言っていたのに。
子どもの成長って、こういうものなのでしょうね。
「今日から一人でできます!」
と宣言してから成長するわけではありません。
毎日の生活の中で、少しずつできるようになっていて、
ある日ふと、
「あれ? できている」
と、こちらが気づくのです。
「ママがいなくても」が、少しずつ増えています
以前は、パパと二人で出かけることも、かなりハードルが高かったです。
「ママがいないとぜったいに嫌!」
だった息子が、最近はパパと二人でランチに行くこともあります。
ママ抜きでも、ちゃんと出かけられるようになりました。
少しずつ、
「ママがいなくても大丈夫」
が増えています。
もちろん、まだまだ甘えてきます。
今でも「ママ、ママ」と呼ばれることはもちろんあります。
だから、完全に手が離れたわけではありません。
でも、以前とは違います。
私がいなくても、自分でできることが増えています。
そして私は、そのことを思った以上にうれしく感じています。
寂しいより、「助かる!」が勝ちます
子どもの手が離れていくと、
「寂しいですよね」
と言われることがあります。
もちろん、少しは寂しいです。
「ママと一緒に!」と言ってくれていた時間が、少しずつ過去になっていくのですから。
でも、私の場合、寂しさはそれほど大きくありません。
なぜなら、
息子との時間は、もう十分すぎるほど過ごしてきたと思えるからです。
抱っこをして。
一緒に遊んで。
何をするにも「ママ」と呼ばれて。
お風呂にも一緒に入って。
スイミングの着替えも手伝って。
「ママがいないと嫌!」という時期を、たっぷりと過ごしてきました。
だから今、
「ママがいなくても大丈夫」
が増えてきたことを、素直に喜ぶことができるのだと思います。
そして正直なところ、
「だいぶん楽になってきたなあ」
とも思います。
お風呂に一緒に入らなくてもいい。
スイミングの着替えを手伝わなくてもいい。
パパと二人でランチにも行ける。
自分のことを、自分でできるようになってきました。
それだけで、私の負荷はかなり減ります。
そして、そのことを喜んでもいいのだと思います。
母親なのだから、
「子どもの手が離れて寂しい」
と思わなければいけないわけではありません。
子どもが自分でできることが増えて、親の負担が減って、子ども自身も自由になっていく。
それは、親子にとって、とても喜ばしいことなのですから。
「ママが必要なくなった」わけではありません
「ママがいなくても大丈夫」が増えることは、
「ママが必要なくなった」
ということではありません。
むしろ、
「ママがそばにいなくても、自分の力で大丈夫になってきた」
ということなのだと思います。
今まで私がやってきたことを、少しずつ自分でできるようになっていく。
それは、私の仕事がなくなるということではなく、
母親としての役割が、少しずつ変わっていくこと
なのかもしれません。
「手をかける」ことから、
「見守る」ことへ。
「一緒にやる」ことから、
「自分でやってみるのを待つ」ことへ。
子どもが成長するにつれて、親の役割も少しずつ変わっていくのですね。
私は私で、自分の時間を楽しみます
私は、子どもがまだ小さい頃に、働き方を変えました。
正社員総合職を辞めて、パートになったことで、子どもたちとの時間を大切にしながら、自分の時間も持てるようになりました。
ですから、
「子どもの手が離れて、ようやく自分の時間ができた」
というわけではありません。
すでに私は、自分の時間を持っています。
仕事をして、本を書いて、ブログを書いて、いろいろなスポーツにチャレンジして。
子どもたちのことだけで一日が終わるような生活ではなくなっています。
それでも、子どもたちが成長していくことで、私の負担は少しずつ軽くなっています。
今まで私が担ってきたことを、子ども自身ができるようになっていく。
その分、私の中にも少しずつ余裕が生まれていく。
だから、これからはその時間を、
「ママとしての時間」だけではなく、「私自身のための時間」として、もっと楽しんでいきたい。
そう思っています。
子どもたちが成長することは、子どもたちの世界が広がっていくこと。
そして同時に、私の世界も少しずつ広がっていくことなのかもしれません。
強烈なママっ子だった息子が、少しずつ私の手を離れていきます。
ちょっと寂しくて。
でも、それ以上にうれしくて。
そして何より、
「ママも、自分の時間を楽しむね」
と、今はそんなふうに思っています。
さいごに
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