私の子どもが通う保育園には、父母会という組織があります。
正社員総合職で働いていた頃の私は、なるべく負担の少ない役回りを選んできました。
仕事が忙しいのに、保育園の役員まで大変だったらパンクしてしまう。
そんな思いがあったからです。
しかし、キャリアチェンジをして働き方が変わってからは、平日でも動きやすくなりました。
そのことで、これまでなら引き受けなかったような役回りも引き受けるようになりました。
今までできなかったことへの小さな恩返しと、
そして何より、保育園での思い出をもっと増やしたいと思ったからです。
たとえば、人形劇のイベントを外部から招いて保育園で開催する役目を担当しました。
この行事は本来、保護者は観覧できず、子どもたちが先生と一緒に楽しむ園内イベントです。
けれども私は、お金の支払いなどの運営と記録の役割があったため、
特別に同席することができました。
面白い人形劇を私も観覧させてもらいつつ、
子どもたちがゲラゲラ笑っている様子や
いつもの園生活とは少し違う表情。
そして、先生方が子どもたちに接している姿を
そばで見ることができて、
「この役目を引き受けてよかったな」と心から思いました。
そして今、下の子が年長になり、我が家にとって最後の保育園生活を迎えています。
そこで約8年間お世話になった保育園への感謝の気持ちも込めて、
クラス幹事を引き受けることにしました。
実はクラス幹事はアンケートで、立候補制にしてもなかなか手が上がりませんでした。
「誰も手が上がらなくて困るのなら引き受けても良い」
そう回答した私を含め4人のメンバーがクラス幹事を担当することになりました。
正直手を上げる前までは、年長のクラス幹事が何をすべきなのかいまいち全体像が分かっておらず「大変そう」という印象があり不安な面もありました。しかし、不安な気持ち以上に、やれるならやろう、という気持ちが勝りました。
いまは、その役目の佳境を迎えています。
担任の先生方へのプレゼントの準備、
子どもたちへの記念品準備、
そして卒園式後の謝恩会の計画と準備。
それでもありがたいことに、幹事メンバーはみんなとても素敵な方ばかりで、
保育園での思い出を語り合ったりしながら、
笑いの絶えない時間の中で準備を進めています。
すべては、お世話になった先生方と、大好きな子どもたちのため。
同じ方向を向いて時間や労力をかける中で、
保護者の方々と仲良くなれたことも、私にとって大切な思い出になりました。
まだ卒園式当日までにはやることがいろいろありますが、
最後にみんなが「楽しかった」「嬉しかった」と思える一日になるよう、
最後まで頑張りながら、この時間を楽しみたいと思っています。
私にとっても、これが最後の保育園生活です。
役員を引き受けず、
楽な役回りですり抜けることもできたかもしれません。
けれど、それではあまりにもったいない。
私にとっては、宝物になるはずの思い出を手放してしまうような気がしたのです。
なぜなら、こういう経験は「今」しかできないから。
あとでどれだけお金を払っても、
この時間を買い戻すことはできません。
だから私は、人生の優先順位を「時間」に置いて生きていきたいと思っています。
今しかできない貴重な思い出や経験を、
これからも大切に積み重ねていきたいと思っています。
後悔のない人生のために。
<さいごに>
私のキャリアチェンジの経験をまとめたエッセー本を出版しました。
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