40日を超える、小学生の娘の長い夏休みが終わりました。
長いようでいて、あっという間。
あっという間のようで、やっぱり長かった。
そんな不思議な感覚の中で、毎日がとても充実していました。
幼児の息子は、お姉ちゃんが遊びに出かけたり、家で過ごしたり、祖父母の家に行ったりと楽しんでいる様子を見て、ちょっと羨ましくなり、保育園へ行きたがらない日もありました。(保育園のお昼寝時間が嫌なのが一番の要因ですが…笑)
それでも、息子も一緒にいろんなイベントに連れ出したので、二人とも夏休みならではの思い出をたくさん作れたと思います。
特になにもしなくても過ぎていく時間
正直なところ、親がそれ程に特別なことをせずとも、夏休みは過ぎていきます。
娘を児童クラブに、息子を保育園に送り出せば、送迎やお弁当作りの負担はあるものの、あとは日常とあまり変わらない毎日。
児童クラブに宿題を持たせればある程度は進めてきてくれるし、丸つけくらいで親の役割はおおよそ完了。
保育園もお盆休み以外は普段通り開いてくれるので、子どもたちを安全に預けられます。
だから、親が「特別なこと」をしなくても、夏休みはなんとなく乗り越えられるものです。
(…とはいえ、毎日の送迎とお弁当づくりはやっぱり地味にしんどいんですよね、うん。)
夏休みをどう過ごさせたいかは、親次第
特に子どもが低学年のうちは、自分だけで行動できる範囲は限られています。
何か特別な体験をさせてあげたいと思うなら、親が一緒に動くことが欠かせません。
イベントひとつにしても、事前予約や支払いなど、大人の手配があって初めて実現します。
つまり、子どもにどんな夏休みを過ごさせてあげられるかは、やっぱり親の頑張り次第なのもあります。
正社員時代には叶えられなかったこと
私は、娘が小学生になるタイミングで正社員からパートタイマーへと働き方を変えました。
この経緯や思いは、拙著のエッセー本に詳しく書いていますので、もしよければぜひ手に取っていただけると嬉しいです。
働き方を変えたことで、私はやりたかったことを少しずつ実現できるようになりました。
Amazonで本を出版したり、子どもと一緒に絵本を作ったり、大学で講演させてもらったり。
そして何より、「子どもが親を必要としてくれるうちに、一緒にたくさんの思い出を作る」こと。
子育てが一段落したときに、「やれることはやりきった」と思えるようにしたい。
それが、私のいまの大きな願いです。
子育て期の「次のフェーズ」に向けて
だからこそ私は、いまの子育て期を精一杯楽しんで過ごしたいと思っています。
そうすれば、子どもが親から離れていく次のフェーズに移るときも、きっと思い残すことなく受け入れられるはずです。そしてそれまでのうちに見つけるライフワーク(生き甲斐のある仕事)をして、思う存分働ける喜びを享受することがきっとできるはず。
子どものため、そして自分のため
もちろん「子どものため」というのは大前提。
でも実はそれ以上に、「やれることはやりきった」と自分自身が思えるために頑張っている部分も大きいのだと感じます。
平日に開催されるさまざまなイベントに申し込み、子どもと一緒に参加する。
前職のまま働いていたら、参加どころか情報に触れることすら避けていたかもしれません。
「知ってしまうと行けない自分が悲しくなるから」――そう思って目をそらしていたかも。
でも今は違います。
子どもと一緒に体験し、驚き、笑い合う時間を、私はしっかりつかめています。
今しかない時間を大切に
子どもはやがて高学年になり、中学生になり、思春期を迎えて親から離れていきます。
そのスピードは、きっと思っている以上に早い。
だからこそ、今しかないこの時間を、できるだけ濃く、豊かにしていきたい。
後から取り戻せないからこそ、意識して「今」を選んでいます。
世の中の正解や会社の都合に従うだけが、必ずしも自分の正解ではない。
大切なのは、自分がどうしたいか。
そのために何を選び、何を手放すか。
この長い夏休みを通して、そのことを改めて強く実感しました。
最後に
昨年の秋、私は自身の経験をまとめたエッセー本をAmazonで出版しました。
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今回の夏休みの体験を通じて感じたことともつながる内容になっていますので、もしよければぜひご一読ください↓↓
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