「キャリア」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
私は真っ先に、「経歴」「実績」「肩書き」「社会的地位」など、仕事にまつわる言葉が頭に浮かびます。
それらはどれも“見える成果”として評価されがちですよね。
しかし、ある研修で教わった“キャリア”の本当の意味を知ったとき、私の考えは大きく変わりました。
キャリアの語源は「轍(わだち)」
研修で講師の方が教えてくれたのは、キャリア(career)の語源は「馬車が通ったあとにできる轍」だということ。
つまり、「キャリア」とは、職歴や肩書きに限らず、自分がこれまで歩いてきた人生の道そのものだというのです。
この言葉に、私はとても衝撃を受けました。
数ある研修の中でも、この話は今もはっきりと心に残っています。
「キャリアを捨てた」という言葉に違和感がある理由
私自身、約2年半前に正社員の総合職という立場から、異業種のパートタイマーへと働き方を変えました。
外から見ると「キャリアを捨てた」と思われるかもしれません。
でも私は、前職の仕事を“手放した”だけであって、人生そのものを手放したわけではありません。
これまで積み重ねてきた経験や価値観、人との関わりは、たとえ職種が変わっても、ちゃんと私の中に息づいています。
だから、「キャリアを捨てた」という表現には、やっぱり違和感があるのです。
キャリアは「未来」に向かうものでもある
「キャリアデザイン」という言葉があるように、キャリアは過去だけではなく、未来に向かって自分で描いていけるものでもあります。
これまで刻んできた轍を土台にしながら、これからどんな道を歩いていくか自ら、主体的に考える。
そのプロセスこそが、自分らしい人生設計=キャリアなのだと思います。
自分の手で、自分らしい轍を描いていく
私は総合職を辞めたあと、「この選択は間違ってなかった」と思えるようになりました。
もちろん不安もありましたが、自分の時間、家族との時間を大切にしながら、やりがいや学びも得られる今の働き方に、私は満足しています。
キャリアとは、過去の道のりと、これから歩む道の両方を含めた“旅”のようなもの。
だから私は、自分の人生の轍がどこまで続くかはわからないけれど、その途中で出会う景色を、自分らしく楽しんでいきたいと思っています。
次回予告:キャリアに「Best」はあるのか?
今回は、「キャリアとは何か?」についてお話ししました。
次回はもう一歩踏み込んで、「キャリアにBestはあるのか?」というテーマで、私自身の迷いや気づきも交えながらお話ししたいと思います。
どうぞお楽しみに。
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