小4の娘と、小1の息子。
同じ家で、同じように育てているのに、性格も興味も違います。
けれど最近、「ああ、この二人はここが似ているな」と気づいたことがあります。
それは――
とにかく工作が好きなこと。
娘の「思いつき」は、ちゃんと作品になる
娘は学校から帰り、宿題と翌日の準備を終えると、すぐに材料探しが始まります。
綿、紙、ペン、のり、ボンド。
机いっぱいに広げて、黙々と何かを作り始めます。
最近のブームは、手作りシール。
市販のシールを買うだけでは満足せず、
「どうしたらシールになるか」を自分で考え、試行錯誤しながら次々と作品を生み出しています。
先日は、なんとガムテープでシール帳を制作。
ガムテープの表面がツルツルしていて、貼っても剥がせることに気づき、
「これ、シール帳になるんじゃない?」と思いついたそうです。
見た目は少し大胆。
でも、発想も構造もちゃんと考えられていて、思わず感心しました。
息子の世界は、タコでできている
一方、小1の息子。
彼の情熱のすべては――タコ(蛸)に向いています。
おもちゃのタコをいくつも集めても飽き足らず、
粘土、LaQ、折り紙、色画用紙…あらゆる素材でタコを作り続けます。
特に好きなのは、リアルなタコ。
今にも泳ぎ出しそうな形を、自分なりに研究しながら作り上げています。
そのタコ愛は保育園時代から有名で、
入学式の日、教科書を配られると、お友だちがページをめくりながら
「タコ載ってるよ!よかったね」
と教えてくれるほど(笑)。
図工の教科書を渡したときも同じでした。
「明日使うからランドセルに入れようね」
と何度声をかけても、ページをめくる手は止まりません。
タコを探しながら、載っている作品に夢中。
その姿を見て、準備は少し後回し。
思う存分、ワクワクしてもらうことにしました。
図工が好き、という才能
どうやら我が子たちは、二人とも図工が大好きです。
図工は、主要科目ではない。
テストの点にも、受験にも直結しない。
だからつい、後回しにされがちな教科かもしれません。
でも私は、
「好き」こそ、伸ばしてあげたいと思っています。
テストでは測れないもの。
創造力、発想力、没頭する力。
それはきっと、生きていく強さや、幸せを感じる力につながっていくものだと感じています。
散らかるけれど、守りたい時間
もちろん現実は――
机の上も床も散らかります。
ボンドはすぐ固まり、ペンはすぐ書けなくなります。
親の忍耐力も試されます。
それでも、私はこういうものにこそお金を使いたい。
材料の多くは100円ショップでそろいます。
だから今日も、なるべく口を出さず、
夢中で作る背中を、少し離れたところからそっと見守っています。
<さいごに>
私のキャリアチェンジの経験をまとめたエッセー本を出版しました。
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