学生時代は硬式テニス部で、真っ黒になりながら競技に打ち込んできました。
そのため、「静かに心身を整える」というタイプの運動は、これまでの人生ではあまり馴染みがありませんでした。
ヨガを始める前には、太極拳も少し習っていました。
太極拳もヨガと同じく、ゆったりとした静かな動きが特徴の運動です。
激しく体を動かすスポーツには、もちろんその良さがあります。
太極拳にも、太極拳の良さがありました。
そしてヨガにも、また違った良さがあると感じています。
その一つが、ちょっとした隙間時間に取り入れられることです。
テニスは、ボールやラケットがなければ始められません。
太極拳は、24式の一連の流れをある程度覚えていないと、ふと思い立って動くのが少し難しい面があります。
一方でヨガは、一つひとつの動作が独立しています。
首まわり、肩まわり、腰、脇などを伸ばすストレッチを、生活の中で気軽に取り入れることができます。
ヨガを習う前と後で、私の中でいちばん大きく変わったのは、この点でした。
仕事の合間のちょっとした息抜きに。
入浴中や入浴後に。
寝る前にも。
ほんの少しの時間に、ほんの少しの動作を。
それを、ちょっとずつ。
この「ちょっとずつ」が、長く続く秘訣なのかもしれないなと感じています。
3ヶ月続けてみて、体にも少し変化が出てきました。
特に、体をねじる動きの柔軟性が少し増しました。
例えば、こんなポーズがあります。
両足を伸ばして横になり、右足だけ三角に曲げて左足の太ももの上に乗せます。
左手で右膝を左側へ倒して床につけ、右手は右側の床に付くまで伸ばすポーズです。
(文字にすると、なかなか伝わりにくいですね。)
このポーズで、以前の私は右手を床につけることがまったくできませんでした。
それが今では、まだ少し無理をしている感じはあるものの、ほとんど床につくところまで伸ばせるようになりました。
こうした小さな体の変化も、やはり嬉しいものです。
教室には30人ほどのメンバーがいます。
その中に、おそらく80代近いと思われるおじいさんが一人いらっしゃいます。
その方はヨガのベテランのようで、教室でも最前列でやられています。
講座が始まる前の待ち時間も、体をさすったり、ゆっくり伸ばしたりしながら、自分の体の声を聞くように動かしておられます。
その姿を見ていると、年齢を重ねても自分の体を大切にしていることが伝わってきて、とても素敵だなと感じます。
親からもらった、大切な自分の体。
こうして定期的に体と向き合い、いたわる時間を持つことは、
とても大切なことだと感じています。
<さいごに>
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