最近、改めて強く感じていることがあります。
それは、独身時代や、ダブルインカム・ノーキッズ(結婚しても子どものいない期間)のうちに、働けるだけ働き、しっかり稼ぎ、蓄えておくことの重要性です。
この時期は、必ずしも「ライフワーク(生きがいのための仕事)」にこだわる必要はないのかもしれません。
むしろ、「ライスワーク(ご飯を食べていくための仕事、つまりお金を稼ぐ仕事)」として割り切って働く期間が、人生には確かに存在すると、今は感じています。
正直、私が今「パートタイマー」という働き方を選べているのは、
「やりたい仕事が見つかったから」でも、
「気持ちに余裕があるから」でもありません。
お金の土台があったから、それに尽きると思っています。
独身時代、そして結婚後もしばらくの間は、
生活のためのライスワークとして働いてきました。
業務内容としてはライフワーク寄りのものもありましたが、少なくとも気持ちの上では「まずは生活を支えるための仕事」という意識が強かったように思います。
時短勤務を挟みながらも、基本はほぼフルタイム。
そして、できる範囲で節約を意識し、コツコツと貯蓄を続けてきました。
特別に我慢ばかりの生活をしていたわけではありません。
ただ、
「今使う必要のあるお金」と
「将来の自分を助けてくれるお金」
を分けて考え、
稼げるうちはなるべく稼ぎ、貯められるうちは貯めておこう、
そんなスタンスで過ごしていました。
大きな転機になったのは、途中からファイナンシャルプランナーに相談するようになったことです。
家計や将来のシミュレーションを通して、
「ただ貯めるだけではなく、お金にも働いてもらう必要がある」
という考え方を知りました。
それまでは、
「定期預金こそ正義」「投資はギャンブル」
そんな認識のもと、限りなく低金利の銀行預金にお金を置いていました。
でも、それでは将来に備えるには不十分だと、はっきり気づかされたのです。
そこから少しずつ、
資産運用を学び、実践し、
時間を味方につけてお金を育てることを意識するようになりました。
派手な成功談があるわけではありません。
一気に人生が変わったわけでもありません。
それでも、この積み重ねが、
今の私に「パートという選択肢」を残してくれているのは、間違いないと感じています。
あのときファイナンシャルプランナーに相談して本当に良かった。
むしろ、「もっと早く知っていれば…」と後悔すらするほど、お金と向き合う大切さを教えてもらいました。
一方で、
子どもが小さい時期というのは、こちらの準備とは関係なくやってきます。
本当は一緒にいたいと思っていても、
お金の不安があれば、フルで働かざるを得ない状況は確かにあります。
生きていくために。
家族を守るために。
今を必死に生きていくことも大切なのです。
たとえ、
子どもが幼い時期に思うように時間が取れなかったとしても、
気づけば、あっという間に成長していたとしても。
人生は、その一部分だけで評価されるものではありません。
いずれ余裕が出てきたとき、
働き方を見直す。
時間の使い方を変える。
子どもに、これまでできなかった経験や安心を与えてあげる。
それは、決して遅すぎることではないと、私は思います。
そのときに、
「選べる選択肢」を持っていること。
それこそが、後悔しない人生につながるのだと思います。
若いうちに稼げるなら、稼いだ方がいい。
蓄えられるなら、蓄えておいた方がいい。
これは、私自身の経験から、心からそう感じていることです。
そして、もし可能なら、
お金のことを一人で抱え込まず、
専門家の力を借りることも、立派な選択肢の一つです。
今は踏ん張る時期の人も、
いつか「選べる時期」が来るかもしれない。
その可能性を、どうか手放さないでいてほしいと思います。
お金は、人生を豊かにする魔法ではありません。
でも、人生のハンドルを自分で握るための道具にはなります。
私はこれからも、
お金から目を背けず、
自分の選択肢を少しずつ増やしながら、
後から振り返って後悔しない生き方を続けていきたいと思います。
<さいごに>
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