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キャリアデザインとキャリアドリフトとは?変化の時代に必要なキャリアの考え方

最近、これまで私が歩んできたキャリアを振り返る中で、
自分のキャリアは「キャリアデザイン」「キャリアドリフト」を掛け合わせたものだった、
そんな気づきがありました。今回は、その考え方について書いてみたいと思います。

皆さんは、「キャリアデザイン」や「キャリアドリフト」という言葉を聞いたことがありますか。
私自身、この言葉自体は前職の研修などで耳にしたことはありましたが、正直なところ、深く理解できていたとは言えませんでした。
しかし、ある記事を読む中で、自分なりに整理し、腑に落ちた感覚があったのです。

 

まず、「キャリアドリフト」とは何でしょうか。
キャリアドリフトとは、自身のキャリアの道筋をあらかじめ細かく決めすぎることなく、
時に起こる予期せぬ変化や偶然を受け入れながら、自然の流れに身を任せてキャリアを歩んでいく考え方です。
この「ドリフト」という言葉には、「漂流する」という意味があります。

キャリアドリフトは、神戸大学大学院の金井教授が提唱しているキャリア理論の一つです。
金井教授によれば、職業人生とは、キャリアデザインとキャリアドリフトを行き来するプロセスであるとされています。
つまり、人生の節目ごとに大きな方向性をデザインしつつ、その節目と節目の間では、
偶然の出会いや想定外の出来事をチャンスとして柔軟に受け止め、
あえて「流されるまま」でいることも重要だという考え方です。

一方で、「キャリアデザイン」とは、
内的要因・外的要因を問わず、大きな変化を迎える節目において、
「自分は何をしたいのか」「何に価値を感じているのか」と深く内省しながら、
中長期的なキャリアを主体的に描いていく考え方を指します。

一見すると、この二つの考え方は相反するもののように感じられるかもしれません。
しかし実際には、キャリアデザインとキャリアドリフトは表裏一体であり、どちらも欠かすことのできないものだとされています。

変化の激しい現代において、20年先、30年先までを正確に見通した上でキャリアを緻密に設計することは、現実的には非常に困難です。
だからこそ、計画に過度に縛られず、変化の波が訪れたときには、ひとまずその上で漂ってみる。
その中で自分のアンテナを研ぎ澄ませていると、
これまで想定していなかった偶然の出来事や出会いに気づき、
自らが固執していたキャリアの方向性以外にも視野を広げることができるようになります。

金井教授は、キャリアドリフトを
「キャリアデザインによって主体的につくり上げた自己を、現実の中で適応させ、その可能性をさらに広げていくプロセス」
とも表現しています。
つまり、キャリアデザインとキャリアドリフトは対立する概念ではなく、
この二つを繰り返すことで、柔軟かつ自分らしい理想のキャリアへと近づいていけるのです。

次回のブログでは、この考え方が、私自身のこれまでのキャリアの歩みや意思決定と、
重なっていると感じたので、その辺りについて書いてみたいと思います。

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