私は数年前まで、正社員の総合職としてフルタイムに近い働き方で働いていました。
やりがいはありましたが、子育てとの両立はたやすいものではありませんでした。
そんな私がパート勤務にキャリアチェンジして、「よかった」と感じていることの1つは、年長の息子を早く迎えに行けるようになったことです。
「今日も早く迎えにきてね」と毎日言う息子
息子はとにかく甘えん坊のママっ子。
保育園に行く朝にはいつも、「今日も早く迎えに来てね、絶対ね」と言います。
働き方を変えたことで外が明るい時間帯に迎えにいけるようになりました。
門を開けると、すぐに私に気づいて走り寄ってくる姿がなんとも可愛くたまりません。
おそらく、私が来るまでの間も、他の保護者が門を開けるたびに
「僕のママかな?」とチェックしているのでしょう。
そんな様子を想像すると、愛おしくなります。
保育園が楽しくても、ママが早いのはやっぱり嬉しい
息子は保育園が嫌いなわけではないようで、お友達とLaQを作ったり、外遊びをしたりと、毎日楽しそうに過ごしています。
「今日は○○くんと××したよ」と、いつも嬉しそうに話してくれます。
それでも、ママが早く迎えに来てくれる――
それだけで、息子にとっては特別な喜びになるようです。
「今しかできないこと」を大切にしたい
「子どもはすぐ成長するから、寂しいのも今のうち」
「全部叶えなくても大丈夫」――そんな言葉もよく聞きます。
確かにそれも一理あると思います。
そして、子どもにとっての正解は、きっとすぐには分からないものです。
何をしたら正解だったのか。今考えても答えは見えません。
ただ、親である自分にとっての正解は、「自分がどう感じるか」だと思うのです。
私は後から「もっと早く迎えに行ってあげればよかった」と後悔したくありません。
早迎えがもたらしてくれた、ゆとりと幸福
早く迎えに行くと、息子は満面の笑みを見せてくれます。
家に帰ってからも、余裕を持って夕食を作ることができます。
夕食後は息子のLaQづくりを手伝い、一緒に「できたね!」と喜び合う――
そんな何気ない時間が、私にとってかけがえのない幸せです。
仕事を減らした分、給料の収入は減りました。しかし、ゆとり時間ができたことで、Amazonにてエッセイ本や絵本を出版することができたり、資産運用の楽しさにも目覚め、複数の収入源を手に入れることができています。
そして、時間のゆとりと心の豊かさを手に入れることもできました。
働き方を変えたのは、子どものためでもあり、自分のためでもある
「子どものために働き方を変えたんだね」と言われることがあります。
けれど、子どものためだけでなく、自分のためでもあると思っています。
焦らず、無理せず、子どもとの時間、自分のための時間、親孝行する時間を大切にできる働き方を選んだ。
それが、私にとっての幸せのかたちです。
皆さんにとっての幸せのかたちは、何でしょうか?
考えるきっかけになれば幸いです♪
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