サイドFIREに関する連載、いよいよ第3回となりました!
ここまでお読みくださっている方、本当にありがとうございます。
もし初めての方がいらっしゃいましたら、以下から過去記事もぜひご覧ください↓↓
今回は、「サイドFIREの壁」をどう乗り越えたか。
いや、正確には「どうやってスルリとかわせたか」について、お話ししたいと思います。
最初にお伝えしておくと、宝くじに当たったわけでも、魔法のような方法を見つけたわけでもありません。
今回のポイントは、“考え方を変えたこと”です。
「サイドFIREって、やっぱりハードル高い…」
完全FIREよりは現実的とはいえ、サイドFIREにもそれなりの資産が必要。
加えて様々なリスクを考えたとき、「うーん、サイドFIREの壁も高いな」と感じていました。
そんな時、子育てと仕事の両立で心も体も疲弊し、ふと「私にとっての幸せって何だっけ?」と考えるようになりました。
「このままじゃダメ」。
私のこれまでのキャリアを振返り、見直すきっかけとなった出来事については、拙著のエッセー本に詳しく書いています。よろしければぜひご覧ください(後述に詳細あり)。
真剣に考えた“私のこれから”
私はこんな問いに向き合いました:
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今までのキャリアはどうだった?
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これから、どんな働き方をしたい?
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自分も、家族もみんなが幸せであるためには、何が必要?
そして辿り着いたのは、次の3つの指針です。
① 一番大事なのは「ゆとりある時間」
子どものために、親や夫のために、そして自分自身のために。
“時間のゆとり”こそが、私にとっての一番の価値だと気づきました。
② 「ゆとりある時間」を持てる働き方を選ぶ
だからこそ、フルタイムではなく、自分の時間をしっかり確保できる働き方を選びました。
③ 働き方の軸は「自分がやりたいこと×できること」
与えられるのではなく、自分で選ぶ。
「自分は何をしたい?」「何ができる?」という視点を大切にしています。
そうして辿り着いた“私ver.サイドFIRE”
この考え方を深めていくうちに、私が目指していた「サイドFIRE」のスタイルと、ぴったり重なっていることに気づきました。
ただし、お金の不安は残ります。
前回の記事でも触れましたが、「サイドFIREにはやっぱりまとまった資産が必要だよね」と。不安要素を洗い出せばキリがないよね、と。
それでも私は、こう思ったのです。
「“今”のゆとりある時間を逃すことの方が、よっぽどもったいないんじゃないか」
「子どもがいずれ、ママ、ママ~!と求めなくなった頃合いで、仕事の比重をまた高めていけば良い」
「白髪まじりのおばあちゃんになっても働きたいと思えるような楽しい仕事を見つけ、自らの希望、意思でワクワク、ウキウキ働き続けられれば、老後のための資金も、過分に心配する必要はない。老後も楽しく働ける人生を過ごしたい」と。
マニュアル通りの完璧なサイドFIREではないかもしれません。
でも、これは私なりに辿り着いた「私ver.サイドFIRE」。
“私にとって”の最善の答えだったのです。
次回はいよいよ最終回!
「私ver.のサイドFIREをしてみたら、最高だった」について書いてみようと思います。
どうぞお楽しみに♪
★最後に。育児と仕事に悩みもがきながら、どのようにゆとりある時間を手に入れたかなどを記述したエッセー本を出版しました。
著書「ママ、パートになってくれてありがとう」: ~総合職からパートへキャリアチェンジした私が何を考え、今どう思うか~
皆さんの参考になれば嬉しいです。よろしければご一読くださいませ。
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